フィギュアスケート全日本選手権が、12月21日〜12月23日に、さいたまスーパーアリーナで開催されました。今年の大会は、2014年2月に開幕するソチ五輪の日本代表最終選考会を兼ね、4年に1度の特別な大会です。ベテランの鈴木明子選手、今シーズン復帰した安藤美姫選手、真央ちゃんに憧れを抱いてきた後輩の村上佳菜子選手、15歳の新星・宮原知子選手など、スター選手が集結する中、真央ちゃんは3季連続7度目の全日本女王を狙いました。

ショートプログラム（SP）ではトリプルアクセルが片足着氷。なんとかこらえながら続くジャンプは着氷させましたが、トリプルアクセルは回転不足の判定で減点されました。しかし、ショパン「ノクターン」に清らかな音楽で踊る可憐な演技は、より磨きがかかってきた真央ちゃん。その技術と表現力でトリプルアクセルのミスをカバーし、73.01点で首位に立ちました。

フリースケーティング（FS）は冒頭のトリプルアクセルが回転不足。続いてのジャンプも果敢にトリプルアクセルにチャレンジしましたが、失敗に終わりました。2本のジャンプに失敗してしまったせいか波に乗れず、後半の3-2-2回転ジャンプでも、最後の2回転を飛べずに3-1回転のみとなってしまい、FSでは126.49点、合計得点199.50点の3位。グランプリファイナルから思うように体力や持病の腰痛が回復しなかったという真央ちゃん。ソチ五輪出場決定後のリンクでのインタビューでは、この悔しさを忘れずに次につなげたいと語っていました。真央ちゃん、がんばってください！

浅田真央選手をストナ・ストナリニは応援しています。