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真央ちゃんの試合レポート

2010-2011のシーズン中に行われる選手権のレポートをお送りします。

フィギュアスケート世界選手権 (2011.04.25 〜 2011.05.01)

2011フィギュアスケート世界選手権は25日から6日間、モスクワで行われました。
当初は3月21日から東京で開催予定でしたが、東日本大震災の影響でモスクワで代替開催されました。

30日に女子ショートプログラムが行われ、連覇を狙う真央ちゃんは、最大の武器であるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をミスしてしまいました。午前中の練習でも2度転倒するなど一度も完璧に決められなかったため、佐藤信夫コーチからはダブルアクセル(2回転半ジャンプ)に変更するように言われていたものの、試合ではトリプルアクセルにチャレンジし挑みましたが、残念ながら判定は回転不足の2回転半、両足着氷との厳しいジャッジに、58・66点の7位と苦しいスタートとなりました。

1日のフリープログラムでは、冒頭で挑んだトリプルアクセルは着氷したものの、SPと同様に回転不足を取られ、2回転半との判定。得意のスピンもバランスを崩してしまい、単発の3回転サルコーは1回転とふるわず、114.13点、合計172.79点で6位と表彰台に届かなかった。 それでも、現地の歓声は一番大きかったといいます。調子が悪い中、あきらめずにトリプルアクセルにチャレンジした攻めた姿勢は素晴らしかったと評価したい。

今期はこの試合で終わり、残念な結果も多いシーズンではありましたが、真央ちゃんはジャンプの修正に取り組んでいる過程であり、今シーズン初期の不調から考えると、私たちファンの期待や予想を上回るスピードで、ジャンプは良くなっている。ソチ五輪をターゲットにしているからこそ、今はあせらずにじっくり作り上げていって欲しい。

浅田真央選手をストナ・ストナリニは応援しています。
また、東日本大震災で被災された方々には、深い哀悼の意を申し上げるとともに、一刻も早い復興をお祈りしております。

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